C言語をサクラエディタで書いてコマンドプロンプトで実行する手順

プログラミング

 

C言語はVisual Studio 2017を使って書くことが出来ます。

 

しかし、私は無料テキストエディタのサクラエディタを使って書いて、コマンドプロンプトで実行することをお勧めします。

 

今回はC言語をサクラエディタとコマンドプロンプトで実行するべき理由と実行する手順を解説していきます。

 

サクラエディタとコマンドプロンプトを使う理由

 

先程も言ったようにVisual Studio 2017を使ってもC言語を実行することはできます。

 

しかし、一つだけ問題がありました。

 

実際にVisual Studio 2017でC言語を書いていて気づいたのですが、参考書などで書いてあるC言語の関数とVisual Studio 2017内で使うことが出来る関数に違いがあるということです。

 

例を出すと分かりやすいでしょう。

私が実際に使ったことのあるものであれば、scanfです。scanfはユーザーが何かを入力するときに使う基本的な関数です。

 

これをサクラエディタで書くと

scanf

と書くだけでいいのですが、Visual Studio 2017で書く時に

scanf

を使うとエラーが発生します。

 

 

上のようなコードを書いてビルドしてみるとエラーが発生しました。

エラー内容では「’scanf’ の宣言を確認してください」と表示されました。どうやらVisual Studio 2017内でのscanfの定義が少し異なっているみたいです。

 

このような関数の仕様変更がVisual Studio ではたびたび起こります。

 

セキュリティなどの問題に際してこのような仕様の変更が実施されているようですが、参考書などを使って書いていてこのような問題に遭遇すると「またかよ、めんどくさ…」となってしまいます。

 

しかしサクラエディタなどのテキストエディタを使って書いたC言語だと、少なくともそのような面倒なことにはなりません。なので、いちいち面倒な関数の確認をしたくない人はこれから説明するC言語実行方法を一度確認してみてください。

 

サクラエディタとは

 

サクラエディタは様々なプログラミング言語に対応した無料のテキストエディタです。プログラミング言語は、このテキストエディタに書いたコードをコンパイルすることで実行されます。

 

メモ帳もテキストエディタですが、プログラミング言語を書く際には行が表示されたり置換できたりなどの機能があった方が便利なのでプログラム用のテキストエディタを利用した方がよいです。

 

インストール方法は以下の2つのサイトで書いてあるものを参考にしてください!

HTMLファイル作成にも役立つ!サクラエディタの使い方【初心者向け】

サクラエディタのインストール・使い方

 

 

#include<stdio.h>

int main(void){

char a[100];

printf(“文字列を入力してください\n”);
scanf(“%s”,&a);
printf(“あなたの書いた文字列は「%s」です”,a);

}

↑コピー用です

 

実行するC言語のソースコードです。今回は実行する手順をメインに書いているので、所々に書いてあるコードの意味はまた今度説明します。

 

サクラエディタで書いたコードを保存する時の注意

 

#include<stdio.h>

int main(void){

char a[100];

printf(“文字列を入力してください\n”);
scanf(“%s”,&a);
printf(“あなたの書いた文字列は「%s」です”,a);

}

 

このようなコードをまずサクラエディタに書き込みます。

 

実行すると


文字列を入力してください

~~ (←ここに好きな文字列を入力)

あなたの書いた文字列は「~~」です


という結果になるはずです。

 

保存する際は左上にある「名前を付けて保存」をクリックしてください。

 

 

その際以下のことに注意してください。

 

  • 名前の最後には .c (ドットシ―)を必ずつけてください。ファイルがC言語で書かれていることを表します。

 

  • 書いたC言語のファイルはWindowsであれば、ローカルC直下のファイル内に保存してください

 

 

 

私はWindows(C:)の直下にcpro1というファイルを作ってその中に「samurai.c」というC言語を書いたファイルを保存しました。

 

では保存したソースコードをコマンドプロンプトを使って実行しましょう。

 

x86 Native Tool Command Prompt for VS 2017でC言語を実行

 

コマンドプロンプトで実行するにはいくつかのステップがあります。

  • x86 Native Tools Command Prompt for VS 2017を起動
  • 実行するC言語ファイルまで移動
  • C言語ソースコードをコンパイル
  • C言語ソースコードを実行

 

順番にこなしていきます。

 

x86 Native Tools Command Prompt for VS 2017を起動

 

コマンドプロンプトは、Visual Studio 2017をインストールした際に一緒にインストールされる「x86 Native Tools Command Prompt for VS 2017」という物を使います。

 

 

↑白く選択されているのがそれです。

 

コマンドプロンプトをクリックすると以下のようなウィンドウが表示されます。

 

 

これが表示されたら、何かしら入力が出来る状態にあります。試しにuでもyでもキーを入力すると同じように表示されます。もちろんback spaceで消すことも可能です。

 

次にコマンドプロンプトで、実行するC言語ファイルまで移動します。

 

実行するC言語ファイルまで移動

 

保存したC言語のファイルはローカルC直下にあるので、現在開いているコマンドプロンプトに

 

cd c:\~~  (~~は保存したC言語の入ったファイルの名前、私の場合はcpor1)

 

を入力してクリックします。※cdとc:\の間には半角スペースを空けてください。cdはファイル内を移動する際に使います。

 

実際にやってみると

 

 

移動できました。

では次にコンパイル(機械語への翻訳)をして正常に動作するかの確認をします。

 

C言語ソースコードをコンパイル

 

コンパイルする際は先ほどの状態のコマンドプロンプトで

 

cl ~~  (~~はC言語が書かれたファイルの名前.cで、私の場合はsamurai.cです)

 

と入力してクリックします。

.cをつけるのを忘れないでください。また、clと~~の間には半角スペースが入ります。

 

 

コンパイルは書いたコードが正常かどうかを確認してくれるテストです。このテストを通過しないと実行が出来ません。もし何か書き間違いや矛盾があった場合は、ここでエラーが発生します。

 

エラーはこのように表示されます。

エラーが発生した場合はもとのC言語のコードを見直して修正してください。また修正した際には必ず上書き保存してください。これを忘れていると「あれ~?直したのにエラーがなくならない?」となります。

 

該当箇所を修正してもう一度コンパイル。

 

OK。

最後に実行です。

C言語ソースコードを実行

 

実行は簡単です。

 

コマンドプロンプトで

~~  (~~はC言語を書いたファイルの名前で.cはつけない 私の場合はsamurai)

でクリック。

 

実行すると

となりました。では文字列を入力してクリックしてみます。

 

予想通りの結果が得られました。初めての人は疲れてしまうかもしれませんが、一通りの手順を抑えればそこまで手間でもありません。

 

かなり長くなりましたが、以上がコマンドプロンプトでのC言語の実行手順です。

 

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