ゲームの中で歩いたり走ったり!|歩行型VRデバイス「Virtuix Omni」が凄すぎる!!

バーチャル VR

 

どうも、湯川です。

前回はOculus Questについて紹介しましたが、今回はこれまた一風変わったVRデバイスを紹介します。

 

その名も「Virtuix Omni」。

 

なんとこのVRデバイス、現実世界での”歩行”がVR世界でも再現できるようになっているのです。

 

Virtuix Omniとは

 

Virtuix Omniとは、米国のVirtuix社が開発した歩行型VRデバイスです。(対応製品はHTC VIVEとOculus Rift、Samsung Gear VR)

 

他のVRデバイスと違う大きな特徴は、ゲームの中を実際に歩くことができるという点です。

 

この”歩く”とは、コントローラーの移動ボタンを押して移動するということではありません。文字通り、現実世界のプレイヤーが実際に足を前後に動かすことでVR世界でも歩くことができるのです。

 

Virtuix Omni – Omniverse Trailer

上の動画は、Virtuix Omniを実際に体験しているトレイラー動画です。

 

動画の序盤からプレイヤーが台の上で激しく足を動かしている様子が印象的ですが、Virtuix Omniではこのように足を激しく動かしたプレイも可能となっています。

 

今まででもトラッキングセンサーを駆使して、現実の世界のプレイヤーの歩くという動きをある程度認識できてはいたのですが、トラッキングの範囲や部屋の大きさなどの問題であまり現実での動きを活かしきれてはいませんでした。

 

しかし、Virutix Omniでは、今までのVRではできなかった「物理的制限をなくして現実世界でもVR世界と同じように動き回る」ということを可能にすることで、よりVR世界への没入感を強くしているのです。

 

専用のシューズでVR空間を走れる!

 

何度も言いますが、Virtuix Omniの大きな特徴は、「ゲームの中で実際に歩くことができる」という点です。

 

しかし、今までのVRデバイス(OculusやViveなど)しか知らない人からすると、どういう理屈でそんなことができるのかがよくわからないと思います。

 

なので以下では、Virtuix Omniの構成と簡単な動作原理を紹介します。

 

Virtuix Omniの構成

 

Virtuix Omniは以下の4つのものから構成されています。

 

  • Virtuix Omni VR ゲームプラットフォーム
  • Virtuix Omni Shoes(22センチ~31センチ)
  • Virtuix Omni Harness
  • Virtuix Omni トラッキングポッド

 

上の画像がviruix onmiの本体となるプラットフォームです。

実際にプレイするときは、プレイヤーは台の上に乗ってプレイします。

viruix omni専用の靴です。これをはいてプレイすることで現実世界での歩行をVR世界に反映させることができます。

こちらは、virtuix omniをプレイする際に腰につけるクッションのような補助器具です。360度ゲームをより快適にプレイできます。

 

トラッキングとついているのでわかる人もいると思いますが、こちらはVR内でプレイヤーの動きを正確に再現するためのトラッキングセンサーです。

 

先ほどのOmni Shoesに取り付けることで正確な回転と前後の動きを再現します。

 

VR世界で歩く原理

 

そんなに難しい原理ではありません。

 

先ほども紹介したomni shoesをはいて台の上を走ると、靴に備え付けられたトラッキングセンサー「Omni Tracking Pods」がプレイヤーの足の動きを感知して、VR内に反映させるというものです。

 

しかし、調べてみるとこの”Omniで歩く”というのは、現実世界での歩くとは完全に同じではないようです。

 

というのも、Omniの台はランニングマシンのベルトコンベヤーのような”実際に地面が動く”ようになってるのではなく、摩擦の少ない材質で作られた”滑る”ためのものであるからです。

 

台の上を滑るとはどういうことかというと、氷の上で走ろうとするのと同じです。

 

ツルツルの氷の上をただの靴で走ろうとすると、当然滑ります。滑ると、足は走っているように動いてるのに実際は前へは進まないとうことが起きますよね。

 

これと同じようなことがOmniにも起きていて、Omin Shoesの裏側の地面と接触する面は非常に滑りやすい低摩擦の材質で作られています。なので、Ominの台の上で歩くように足を動かすとスルスルと滑って「進んでいないけど歩いている」状態になるのです。

 

実際には、走っているのではなく滑っているのか

なので、初めてOminをプレイする人はこの「滑るようにして歩く」という歩行方法になれる必要があります。以下は、実際にOmniをプレイするプレイヤーの動きと、ゲーム画面を比較することができる動画です。

Virtuix Omni – TRAVR: Shadow Ops

 

どうですか?

腰のリングに体重をあずけて、歩くときは足を滑らせる。慣れていない人には少し練習が必要かもしれませんね。

 

しかし、それに慣れてしまえばもう完全にゲームの中に入り込めます。

 

腰に付けたリングで360度のあらゆる角度に体を回転することができ、歩く走るはもちろん、後ろ歩きなんかも簡単にできてしまうのです。

 

これにより、実際にゲーム内にいるような強い没入感が得られるのはもちろん、かねてより問題になっていたVR酔いの大幅な軽減につながります。

 

私も実際にVR酔いする人だからわかるのですが、多くの人が経験するVR酔いの原因はこの「VRで歩いているけど現実では歩いていない」という認識のずれです。

 

VR酔いの原因となる課題は他にも多々あるのは事実ですが、歩行という大きな点で、ゲーム内の動きに現実世界の動きを合わせることで、Ominiは現実と仮想のずれをまた1つなくしたのです。

 

一般の人向けではない?

 

こんなVRデバイスが家にあったらもうたまらないですよね。

 

私も欲しくてたまらないのですが、当然こんな高性能で大がかりな機械を手に入れるとなると、それなりの値段がかかります。

 

その額なんと、約100万円!!

 

ひぇ…

とてもじゃないですが、いくらゲーム大好きなゲーマーでも一般の人がゲームデバイスを買うのに100万円は出せないですよね。

 

発売されてまだそこまでたっていないので、現在はおそらく開発用、あるいは企業がゲームアトラクションの1つとして使うくらいだと思われます。

 

私もどこかで体験会か何かがあればぜひ体験してみたいのですが、こんな機械を置いている店舗がいくつあるか…

 

というわけで、今回は「歩行型VRデバイス Virtuix Omni」について簡単に紹介しました。ほかにも歩行型VRデバイスがあるかもなので、調べてみようと思います。

 

では。

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