サンダルを履くだけでOK|VR歩行型デバイス「Cybershoes」を調べたので簡単に紹介

バーチャル VR

 

どうも、湯川です。

最近知った「Virtuix Omni」から、VR用歩行型デバイスに興味を持ってしまい、いろいろと調べています。

 

今回はそのVR用歩行型デバイスのうちの1つ、一般向けのお手軽デバイスの「Cybershoes」を紹介していきます。

 

Cybershoesとは

 

今回紹介するのは、VR用歩行型デバイス「Cybershoes」です。

 

VR用歩行型デバイスとは、文字通り「現実世界で歩くとVRでも同じように歩くことができる」というものです。

 

今までのVRデバイスでは、「部屋が狭すぎる」、「障害物がある」などの物理的な障害があり、VRの仮想世界を現実と同じように歩いたり走ったりするのは非常に難しいことでした。

 

Cybershoesでは、専用の靴(というよりサンダル)をはくだけで、今までできなかったVR内を歩いたり走ったりなどができるようになります。

 

Cybershoesで歩ける原理

 

その詳しい原理はわかっていませんが、わかっている範囲で簡単に説明します。

 

 

まず、Cybershoesは上記のようなサンダル型の靴の裏側にローラーがついた構造になっています。

 

ポイントはこのローラー。

このローラーがVR内で歩くことができるカギです。

 

VR内で現実世界と同じように歩くには、OculusやViveなどのヘッドセット、Cybershoesのサンダルトラッキングセンサー、そして360度回転ができる椅子(市販のもので可)の4つが必要になります。

 

Cybershoesの大きな特徴なのですが、プレイする際は360度回転ができる椅子にすわった状態でプレイします。

 

え?歩くのに座ってプレイするの?

正確に言うとCybershoesは、「現実世界で座りながらVR内で歩く」を実現した製品です。

 

順番に説明します。

 

まず、ヘッドセットは仮想世界を見るためと頭の向いている方向を検知するのに必要です。これには自前のもの、例えばOculusやViveなどのCybershoesが対応しているヘッドセットを使用します。

 

ローラーは、プレイヤーが履いたサンダル裏のローラーを回転させることで、歩行速度や移動距離などを計算してVR内に実際に歩いたときの動作を再現する仕組みになっています。

 

歩く方向には専用のトラッキングセンサーを使用しており、足の向いている方向や動きを細かく検知します。

 

つまりは、ヘッドセットが頭の向きローラーが歩く距離や速さトラッキングセンサーが足の動きや方向、などを同時に検知してそれらの情報を集めることで、”座りながら歩く”を再現しているわけです。

 

文字での説明ではイメージがわかないと思いますが、以下のCybershoesの製品動画を見てもらえると私の言っていることの意味が理解できると思います。

Doom VFR played on Cybershoes

椅子に座った状態で現実と同じように足を動かすことで、VR内でも実際に歩いているようにゲームをプレイすることができます。

 

Cybershoesは一般消費者向けのVR用歩行型デバイス

 

実は、最初こそ「なんかちゃちそうなサンダルだな~」と思っていた私ですが、調べれば調べるほど、Cybershoesは一般の消費者向けの超優秀デバイスであることがわかりました。

 

Cybershoesのメリットを私なりにまとめたので説明します。

 

  • 価格
  • お手軽さ
  • 使用用途が豊富

 

歩行型VRデバイスとしてのメリットは大きく分けて上の3点だと考えます。

 

価格

 

価格は日本円で約2万です。

 

超安い!!

 

同じVR歩行型デバイスのVirtuix Omniが100万程度するのと比べると、その安さがわかってもらえると思います。

 

確かにVirtuix Omniよりも機能的には劣りますが、2万円というとOculusやViveなどの通常のどのVRヘッドセットよりも安く、一般の人でもがんばれば全然手が届く範囲の金額です。

 

お手軽さ

 

先ほども言いましたが、CybershoesでVR内を歩くのに用意するのは、小さなサンダルと360度回転の椅子の2つだけです。

 

Virtuix Omniのような大きくてゴツイ機械もいらないので、運んだり設置したりも1人でもしっかりできてしまいます。

 

また、実際のプレイ動画を見てもらえればわかる通り、プレイヤーが動く範囲は椅子の周りせいぜい半径1メールくらいでしょう。

 

使わない時も場所は全くとらない

 

コンパクトで、かつ、部屋のスペースも取らない。また、PCとは無線でつながっているということなので、ゲーミングPCでVRができる環境があれば、そこにCybershoesを持っていくこともできるでしょう。

 

使用用途が豊富

 

歩行型VRデバイスの多くはゲーミング的なコンテンツに使用しますが、Cybershoesは上記のお手軽さゆえ、ゲーム以外にも様々なことに利用することができます。

 

具体的な例を言えば、ゲームはもちろんのこと、不動産などの物件紹介、建築のシュミュレーション、高齢者のリハビリなど幅広い活用法を期待することができます。

 

たくさんの器具を体に付ける必要もなく、ヘッドセットつけて、サンダル履くだけですから。

 

ここが不安

 

一見完璧なCybershoesに見えますが、少しだけ不安な点があります。以下は、私が個人的に不安だと考える点なので「必ずこうだ」と決めつけるわけでも、信じる必要もありません。

 

それは、座ってプレイする点です。

そもそも”歩く”とか”走る”などの行為は通常立ってするものです。座ってプレイできるのは確かに手軽ではありますが、座ったままのCybershoesは「立って状態での歩行」というより、「椅子に座りながら移動する」に近いと思われます。

 

これだと、VR酔い軽減という意味でも、どれだけ予防が見込めるのかが少し不安に感じます。

 

ただ、Cybershoesでは歩く以外にも「しゃがむ」、「ジャンプする」といった行為も今後追加されていくと計画されているので、現実とVRのずれによっておこるVR酔いの改善は楽観的に考えてもいいかもしれませんね。

 

結論

 

ということでいろいろ書きましたが、総合的に評価すると「CybershoesはVR内での歩行を夢見る一般ユーザーの希望」です。

 

何といってもその安さと部屋のスペースを取らないコンパクトさが魅力的で、技術的に妥協している点があるわけでもありません。

 

非常に扱いやすい!

 

その期待は、クラウドファンディングKickstarterで資金調達を開始してたった1日で目標額である3万ユーロ(日本円で約400万円)の2倍の資金を集めたことからも明白です。

 

私も一般の貧乏VRユーザーとして喉から手が出るほどほしいので、様々な機能の実装と進化を期待しています。

 

では。

 

コメント